- ゆめのたね
西本延子:運動は、万能薬!それがパナシア
華麗なる転身!その背景は?
2017年5月16日と23日の「おかげさんのなんくるウィークリー」は、株式会社西本あんしんサポートの西本延子社長がゲストです。西本さんは、医療機器を扱う会社の経営をお父様から引き継ぎ社長業をずっとされていましたが、自分自身の健康や家族、社会における健康に対する意識をもっと「予防」の観点から取り組む必要があると思い立ち、ご自身の会社の経営権を譲って、介護予防事業、フィットネス事業、不動産事業を始められました。
医療機器の会社の経営者だった頃のお話も興味深いものがあります。従業員の方への思いと現実とのギャップにストレスを感じることもしばしば・・・ご自身の鬱の体験もお話してくださいました。
健康のために必要なこと
仕事と自分自身の身体や気持ちと関わる中で、たどり着いた答えは・・・
1に運動、運動が健康をもたらすということ。
運動は、自分自身が身体を通して体感することができる、つまり自分自身を客観的に見てくことができる。社長業という自分の中でいつも判断をし、覚悟をし、責任を持つというストレスのかかる状況の中でも、運動をすれば「それができる!」
また、健康に関わる仕事をしているにもかかわらず、お母さまのロコモティブシンドロームの状態をくいとめることができなかったのが悔しい!とのこと。これからの時代を考えると「自分たちがそうならない!」ためにも未然の健康づくり。そのための運動の必要性を周りの人にも伝えていきたいとのことです。
まず、家族や自分自身の健康にもっともっと気づいていく必要があると熱く語っていただきました。私たち運動指導者は、「そのために何をどのようにすればいいのか?」生きている限り考え続けたいテーマですね。
経営者として自らが、学ぶということ
西本さんは、経営者でありながら、かなりいろんな研修に出没しては、新しい人間関係を作ったり、ビジネスのアイデアをひねり出しながら、運動指導もこなすようになりました。「人間の体に興味がある!」「難しいけれども面白い!」と目をキラキラさせました。経営者自らが学ぶことの目的は何なのでしょうか?
*経営者として指導者の気持ちを理解する!
*忙しいスタッフのために自らが学んで情報提供をする!
特に運動指導の難しさとは、何か?参加者の方への目配りや配慮は、会社の経営の難しさと通じることがあります。
会社経営も指導者の指導もそれぞれの思いや志しがあった上でのこと、そうやって歴史がキャリアが積み重なっていくのです。
西本さんは、そんな志の強い社長です。そして指導者です。毎週、熱いメールマガジンを発信する社長なのです。
世代世代に合わせた運動を続けるということ
運動経験の少ない方が、取り組むためには、「まずは興味を持つということ」
とりあえず、体験して、体感してみないとわからないことがいっぱいあるということです。
「西本さん自身が体感して最も良かったのは?」精神的に参っていたときに始めたヨガでずいぶん救われたのですが、ある時、ヨガをやっていたのに体が動かなくなった!硬くなった!ということでヨガをやめてしまわれました。そんな時に出会ったのが、「機能改善体操」。この機能改善体操と出会ってからは、もっと簡単な運動で身体が楽になる!これならできる!!と思われたとのことです。そして、運動を単に続けるのではなく、世代世代にあった運動に取り組むことが必要。そのための世代に応じた運動のコンテンツが必要と考えるようになったとのことです。
年齢にあったお洋服を着替えるように運動もそうあってほしい!
「やらなきゃ!」だけでなく、自分の体の状態に合わせた運動のあり方を考えていく、運動のキャリアを積んでいく。それが、女性らしいオシャレな運動の取り組みということで、谷町4丁目に「からだのウエルエイジングスペース パナシア」をオープンさせました。
「パナシア」とは「万能薬」という意味。そして、西本さんにとって「万能薬こそ運動」とのことです。
日々の中で姿勢を心がけること、絶えず、自分自身を意識するということを忘れずに年を重ねたいということでした。経営者の方の健康観をお聞きして、学ぶこといっぱいです。
次回の予告
次回は、6月6日&13日は、京都エルスポーツのゼネラルマネージャーであり、コアマックスというストレッチ&ボディメイクサロンを運営している井上武弥さんをお招きしています。ストレッチの手技は、神業ともいえる武弥さんにこれからのフィットネスに関していろいろとお聞きします。
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火曜日の朝8:00〜8:30「おかげさんのなんくるウィークリー」お聴きください。