- 尾陰ブログ
脊柱と頭、内臓のつながりを意識すると
2018年7月1日(日)毎年ご依頼いただくFitness Guide様より今年も「機能解剖学」をテーマにセミナーをさせていただきました。
FGサロンも運営される代表の荒田さんですが、毎回いろいろとこだわりのマニアックなリクエストをいただきますが(笑)、それだけ身体に興味があるっていうこと。現場に楽しくわかりやすく活かしていきたいということ。そしてFGサロンには、同じような志を持った方が集まって来られます。
京都四条のロケーションのいい場所にあって、7Fからの景観もなかなか素敵で、こぢんまりとしたスペースながらも10人ほどで学ぶのにはもってこいの空間です。
頭と脊柱の関係
4年半ほど学んだアレクサンダーテクニークから、わたしの中では、いつも頭をフリーにする感覚が身につきました。そのおかげで、「クールヘッド&ウォームハート」にもなれたんですが・・・つまり頭と体の位置関係がいいと、自分の心や思考の状態も変えられるってこと。
でもその位置関係を機能解剖学的に学ぶことの方がわかりやすいってこと。機能解剖学にとらわれることはないけど、知っておくとすごく役にたつのです。
今回は、頭の認識を持つために、顎と頭をまずは分離するところからスタート。顎は顎としての機能、役割を持ってもらうと頭の方はずいぶん楽になります。
ワークを行なっては、体を動かして違いを感じたり、自分の変化を楽しんでいきます。
脊柱の筋肉って全部言えますか?脊柱起立筋だけでも9種類、場所によって頸だの胸だの腰だの・・・いろいろと名前にくっついて来ますね。さらに深層部の筋肉になると運動指導者の方は、あまりそこの扉を開けたりしませんよね。でも、ちょっと覗いてみると、なかなか楽しい筋肉の様子がわかります。「ヘェ〜そんな風にいつも働いてくれてるんだなぁ〜〜」って。身体の面白さに遭遇するんです。身体オタクになるきっかけがこんなところにあります(笑)
内臓と脊柱の関係
つながった脊柱は、よく知っていてもバラバラになると・・・大変!大変!
だからこそ、見て触って、相談して・・・体験しながら学んでいくのです。
椎骨の関節や穴や突起・・・それぞれ意味があってみんな形が違う。人間みたい・・・それぞれなんだよね。
身体を学ぶことで、違う発見があったりするわけです。私は、「アレンジ」の質が高いので、どうしてもそうやって繋げて関連づけて学ぶことが大好き。
骨だけでなく、なんとなく知っているはずの内臓だって、バラバラになると位置関係がわからなくなってしまいます(>人<;)
フランクリンメソッドの考え方をみなさんに紹介しながら、「よりよく動く!機能的に動く!」ことに興味を持っていただけたようです。
フランクリンメソッドのススメ
今回の皆さん、内臓への働きかけは初めての方が多かったので、身体の変化がすごく面白かったようです。如何に、私たちは日頃身体を難しく、堅苦しく動かしているのか・・・脳よりも内臓の方が先にできたわけですから、先輩の内蔵にいろいろと聞いたり、働きかける方が自然なのかもしれません。心地よい動きと身体を手に入れた皆さん方です。
「フランクリンメソッドを学びた〜〜い!」って声も出たので、嬉しい限りです。
Fitness Guideのセミナーは、2019年7月7日(日)の予定です。
フランクリンメソッドはどこで学べる?
身体を動かして、様々なことを学んで、それを繋げていく場所として大阪府堺市の中百舌鳥に「からだの学舎Re-fit」があります。
機能解剖学の情報だけならネットから本からレクチャーからたくさん得ることができます。でもそれを知識にし、現場で使える知恵にしていくための働きかけは、自分の身体を使って体験していくに限ります。「からだの学舎Re-fit」では、毎月フランクリンメソッドのワークショップをおこなっています。
*7月23日 肩と腕を使ってしなやかに動く(肩甲骨と腕の機能解剖学)
*8月27日 足を動かして歩く(足ー膝ー股関節の機能解剖学)
詳細は、下記から⬇
9月からは、筋肉の学びのシリーズになります。
9月17日(月・祝)には、内臓のワークショップも行いますのでお楽しみに♬
8月5日には、大阪でフランクリンメソッドのフェスタもありますので、興味のある方は下記からどうぞ🔽
◉フランクリン・フェスタ2018 東京