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脊柱と肩甲骨の学びで童心に戻る
自由な手のために学ぶ脊柱と肩甲骨
2022年12月18日(日)広島県健康福祉センターにて、公益社団法人日本フィットネス協会(JAFA)主催の「女性のための体幹ワークアウト2daysセミナー~機能解剖からみる女性のためエクササイズ~」が開催されました。
私の担当は、『機能解剖からみる肩甲骨・背骨のワークアウト』
3年前から、全国で講習会を担当させてもらっているテーマです。
私は、首、肩、腕そして手に繋がる部分が、体の中でも大好きな部分です。
他の動物と違って、唯一直立姿勢による、2足歩行で自由な手を獲得したという・・・この経緯が大好きです。
今回の講座では、自由な心地よい腕手のために、それを支える肩甲骨と脊柱の学びでした。
ところで、”自由な手”っていいと思いませんか?
生きるために使い
誰かのために使い
自己表現のために使う手です。
大切にしたいですよね。でも、女性にとっては、首・肩こりによる違和感や不快感が出やすいエリアでもあります。
自由な手があるからモノを扱えるようになったのですから、モノを巧みに操作することは、認知機能維持向上のためにも、身体機能維持向上のためにも大切だと考えています。
なので、私のクラスでは、タオルやボール、ペットボトルやゴム紐など身近にあるものを使って体操することも、機能改善には必要だと考えています。
決められたことを決められた通りに動かすだけでなく、工夫をして、課題(タスク)に変化をつけて、動くことが日常生活における対応力を高めることになります。
その中に人と関わること、協力すること、息を合わせることもプログラムを発展させる上では大切なことと思っています。健康寿命延伸のための運動のあり方として人との関わりを促すワーク、エクササイズを運動指導者が積極的に提案し、実践していただく機会を増やしたいと思うのです。
これがオンラインでは、できなくてリアル対面だからこその恩恵です。
2023年は、失った3年間の関わりを積極的に取り戻し、面倒なこと、手間がかかること、扱いづらいことに取り組むこと心身の機能向上を目指したいですね。
私も講習会ではよく行う、タオルとボールを使って、関わり愛のエクササイズの一コマです。
みんな、子供の頃に遊びに夢中になった時のように、取り組んでくださいました。
マスクの下の笑顔が見える!!
今回のリアル対面講習は、久々の広島開催ということもあり、懐かしい顔ぶれの運動指導者の方々が来てくださいました。
コロナ禍にあって、お仕事のあり方や活動状況にずいぶん変化があったかと思いますが、学びの意欲や意識が高い方達ばかりで、5時間の講習会があっという間でした。
事前にレジュメもブラッシュアップし広島に乗り込んだのですが、やはり講座を進めていく中で、受講者の皆さんの興味どころをキャッチしながら、レジュメにない解説や情報提供もお届けできるのがリアル対面講習のいいところです。
そしていつも講習会に顔を出してくださる方の変わらない姿に、私自身もやる気や新しいアイデアをもらえるのもリアル対面ならでは・・・
皆さんの「また広島に来てください」この言葉がどんなに嬉しいか・・・
マスクをつけたままの記念撮影ですが、マスク下のニマニマが見えてきそうです。
来年は、おでかけセミナーいっぱいしたいと思います。
動くパワースポットを復活させ、「健康魔女の宅急便」になります😁
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
*なお、このテーマの講習会は、2023年1月22日(日)アクシオン福岡(博多)でも開催されますので、興味のある方はぜひお越し下さいね。
お申し込みは、『機能解剖からみる肩甲骨・背骨のワークアウト』