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ゆめのたね放送「なんくるウィークリー」
  • ゆめのたね

おかげさん:傷つくことも悪くない!

ゆめのたね放送「おかげさんのなんくるウィークリー」1週目と2週目は一人トーク。今回は、医療とフィットネスが近づきつつある健康産業の世界。そんな世界に運動指導者としてどのように取り組んでいくのか?今回は私が会長を務めるNPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の「機能改善(ボディキネシス®︎)」の考え方についてお話ししてみました。

言い訳ばかりしていると

春先を迎えて暖かくなってくると、「体でも動かしたいなぁ〜〜〜」と思っても、ちょっと膝や腰が痛かったり、身体が重たくて動きづらかったり・・・そんな身体だとどうしても「そうは言ってもな〜〜〜」とやる気が起こって来ない人、意外と多いかと思います。

無意識のうちに「運動をやらない」「運動ができない」理由を幾つもならべていませんか?

痛みや痺れがあるとその原因を探ることばかりに意識が向いていませんか?

「花粉の時期だから・・・」

「年度末は忙しいから・・・」

「〇〇が痛くて、お医者様に無理をしないように・・・」と言われたから

何気にやらない理由を何か他のことに責任転嫁をして、いつも言い訳をする自分がいて、またそれが自己嫌悪になってしまう・・・と負の連鎖にはまると、本当の問題解決にはならなくて、素敵な身体や健康を手に入れることが難しくなりそうです。

その言い訳の負の連鎖を断ち切るためには・・・

目の前のことにばかり追われていると

私の場合は、20代の頃は言い訳ばかりでしたが、とりあえず目の前にあることをやらざるを得なくなって、必死になっているうちに言い訳をしている余裕がなくなったことから、負の連鎖から抜け出せました。そうフィットネスインストラクターという仕事のおかげで救われたのです。

でも今度は、この一生懸命さゆえにオーバーワークも重なり半月板損傷の怪我に繋がってしまいました。自分の身体を思いやることもケアすることもなく、ひたすら楽しさを追いかけて、レッスンをし続けた結果です。そうして手術をしたことで身体のことを知り、学び、自分の仕事のあり方を変えていくキッカケになりました。

なにも知らないことが、教えてもらえなかったことが、自ら手探りで情報を集めたり、必要なことを調べたりするしかなく、甘えずに頼れなかったことが自分にとってはよかったのです。

目の前のことばかりに追われているといつの間にか身体が傷ついて・・・そのことで気づくことができて・・・新しい仕事を築くことができたのでした。

人って、傷つかないと学べないこといっぱいあるのよね(^ ^)

私の場合、傷つくことで大きく成長できたということです。

機能改善の考え方(自立と自立)を伝えたくて

NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会が、大切にするコンセプトに「自分の望み=欲求」を明確にし、それを手に入れるために自らが動いていくこと、つまり「自立と自律」を掲げています。

腰痛や肩こりなど身体の痛みから解放されたい、ストレスなどの苦しみから解放されたいと願ったときに、自分でできること、自分が心地よいことから始めていくのです。身体を動かすことが心地よいという体験を積み重ねて貰うのです。そうして、運動のスタートが安全で安心できることから、徐々に目的にあったエクササイズを自らが選択し、チャレンジしていくプロセスを積み重ねます。達成感が得られていく楽しみややる気が出てくる段階です。

そして、気がつくと自分がやってきたことを誰かに伝えたくなったり、教えたくなったり、困ったときにすぐに自分で対応できるようになったりと・・・自然に自立した健康づくりに取り組むようになっています。

このように一般の方の誰もが機能改善体操(ボディキネシス®︎)を通して、自立のステップを踏んでいくと超高齢社会も元気シニアによって社会が成り立っていくように思います。だからこそ、運動指導者は、サービス(運動、エクササイズなど)を提供することばかりに力を注ぐより、参加者が自ら動くように導いていく健康教育が必要と考えるのです。そのことを伝えていくツールにそれぞれヨガや、ピラティスや、エアロビクス・・・などのエクササイズがあるのです。

また、指導者ばかりを見て真似する運動スタイルから、参加者たちが互いに向き合って動いて運動をしていけたら・・・そうしたフィットネス活動を生活に定着することができたらと考えるのもいきのび協会のコンセプトです。人との関わりを通して健康教育というのは成り立つのです。

まだまだ運動サービスを受けたい方が多い中で、参加者のマインドを変えていく、価値観や経験からくる思考を変えていくのは難しいことですが、機能改善体操(ボディキネシス®︎)を通して、身体を動かしその変化から自分の思考や認識がどんどん変わっていく場面をたくさん見てきました。そんな考え方をともに共有できる指導者仲間を増やしたいなぁ〜って思っています。

*3月24日&25日 大阪のからだの学舎Reーfitにてボディキネシス®︎インストラクター養成コース開催されます!

*6月以降も各地でインストラクター養成コースが開催されます!

サイエンスをインプットし、アートにアウトプットする!

これからの運動指導者は、身体のこと・運動のこと・健康のことをサイエンスとして学んでいくことが必要。これは常にアップデートし続ける必要があります。サイエンスは、常に日進月歩ですから。

そして運動指導者は、参加者の方に楽しく・興味深く・やる気を持たせるようにアーティストのように運動や身体のことを表現してアウトプットしていく必要があります。

これからは、フィットネスも介護も医療もサイエンスとアートの融合が求められますね。

今回の放送は、こちらから⬇️

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3月6日&13日の放送が聴けますよ(^ ^)

 

次回の予告

次回は、3月20日と27日はNPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の理事でもあり、講師でもある梅ちゃんこと梅本道代さんと、千鶴さんこと橘千鶴さんと3人で女子会トークをおこないます。

上記ロゴをポチッと押したら、「ゆめのたね放送局 関西チャンネルへ」火曜日の朝8:00〜8:30「おかげさんのなんくるウィークリー」をお聴きください。