- ゆめのたね
西川力:文化を輸入することの醍醐味
今回のゲストは、私が41歳の時からドイツやフランスなどヨーロッパでの運動療法の勉強をサポートし、アテンドしてくれている、インタービジョンの西川力さんです。
日本とヨーロッパの違い
もう西川さんとのおつきあいは、18年ほどになるのですが・・・
初めての出会いは、41歳の時でした。私が、どうしてもドイツ、スイスで水中運動療法や機能改善目的のコンディショニング、ポストリハと言われる医療とフィットネスのつながりなどを学びたくて、ヨーロッパ研修ツアーを企画したのがきっかけです。
初めてのヨーロッパは、生活スタイルや価値観の違いにカルチャーショックを受け、そこからヨーロッパの学びにどっぷりハマったのでした。
西川さんも輸入業というお仕事をしながら、ヨーロッパの商品を日本に紹介してきたそうですが、会社を立ち上げるきっかけが、単に商品やモノだけを紹介し輸入することよりも、その商品の背景にある文化や歴史や簡単に言葉にできないものを伝えていきたいと思ったということです。
文化を輸入する面白さ
西川さん曰く、日本人は「働きすぎ!」
ヨーロッパの方々のワークライフバランスをもっと見習ってもいいのでは?ということでした。それが良いとか悪いということではなく、仕事と家族との時間、個人の時間を大切にして生活をしているヨーロッパの方々、その背景にある文化って何なのか興味を持ったそうです。
日本人は、どうしても心配性の気質、リスク管理が強い民族性なのか、働きすぎる傾向があるかと・・・と私は思うのですが・・・
でも働きすぎた結果、絶対に失って欲しくないのが
健康‼️
「健康」というキーワードは、あらゆるビジネスにつながっている・・・確かに!
健康的に働く
健康的に生活する
健康的に食事をする
健康的な社会や環境をつくる
・・・・・
全ての人が求める「健康」ゆえに、それがビジネスになるということです。
高品質の健康を目指す!!
最近の日本は、海外の方の方が日本の良さをよく知っているのかもしれません。
日本の文化や歴史に積極的に触れようとする方が多い気がします。
私も実は、ヨーロッパでの学びを重ねるうちに、日本の良さを見出し、日本の健康づくりに関する緻密さや多様さはすごいと思うのでした。
その多様さは、医療も介護もフィットネスもそれぞれが独自に発信し、同じような事、物がたくさんありすぎる気がします。異業種同士がタイアップしたり、共同開発していくともっとユーザーには、選択しやすくなるのではないかと思います。手を取り合うビジネスにしていく必要があります。
西川さんが、販売促進をしているベリコントランポリンもその一つ。いろんなトランポリンがありますが、身体に及ぼす感覚や影響は他のトランポリンと全く違うものです。
私もベリコントランポリン愛用していますが、質の高さ、身体で受け取る体感は素晴らしいです。
気候療法(クリマセラピー)のススメ
西川さんの今後についてお聞きしたら、
「自分が感動したことを多くの人に伝えたい!」とい言うことでした。
その一つに気候療法があります。
「ちょっと冷たい冷刺激で健康づくり」
実は、私も一度体験したことがあります。
なだらかな山登りをしながら冷刺激を身体いっぱいに受け取りました。終わった後、ホワッと気持ちいいのです。
日本でも取り組んでいるところがありますが、糖尿病の方や心疾患の方などにもオススメの気候療法です。
興味がある方は、西川さんが翻訳した「気候療法入門」の本を手に取ってみるといいかと思います。
70代半ば近くの西川さんが、目をキラキラさせながら、気候療法のことを熱く語ってくださいました。
次回の予告
次回は、新年1月1日(元旦)と8日になります。毎月1週目と2週目の火曜日は、私の一人トーク。
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