- ゆめのたね
おかげさん:傷ついて、気づいて、学ぶこと
2019年自然災害
2019年は、台風など自然災害の多い1年でした。
長野の千曲川周辺の被災に関して、10月と12月に2回のボランティアに行ってきた時のことから、ボランティのあり方についてお話をしてみました。
10月のボランティアの様子⇨「ボランティア活動をする時は」
12月のボランティアの様子⇨「被災地支援のさまざまな形」
何もできなかった阪神淡路大震災
初めての大きなショッキングな体験が、平成7年(1995年)のこの地震でした。娘が幼稚園の年長さんの時です。まだ地震が起こる1時間ほど前に一人で寝ていた娘が、泣きながら私の布団に飛び込んできて「火事!火事!🔥」と叫んでいて、背中をトントンと叩きながら寝かしつけた後のことでした。
大きな揺れでしたが、家具が倒れることもなく、コケシが1つだけコロンと倒れただけの我が家。
驚くのは、その後起きてテレビに映る神戸の街街の姿でした。
この時の私は、被災された方々のために「何かしたい!」と思いながらも、何をどのようにしていいのかもわからず、ただ義援金を送金するしかできなかった・・・
すぐに対応できない自分が歯痒かった。。。
気持ちが先走りすぎた東日本大震災
今でも多くの方の記憶に鮮明に残っているのが、平成23年(2011年)の東北地方太平洋沖地震、一般的には東日本大震災。この時私は、東京出張のため新幹線内にいました。小田原を過ぎたところで新幹線が止まりその後8時間近く車内に閉じ込められ、東京駅に着いてからも徒歩で打ち合わせ先に向かった記憶があります。
この時は、阪神淡路大震災の時に何もできなかった自分がいたから、「何かやらねば!!」と少し気持ちが急いた自分がいました。ただ、その気持ちがあった分、「希望の絆」というDVDを作成し、多くの方にご購入いただいて、支援金とできたこと、そのDVDを東北の方々に配布できたことなど思い出されます。
この時の経験が、今の自分のボランティアに対する考え方のベースとなって
「できることをできる人ができる時に」という意識と「継続的なサポート」、そして「自分の身を自分で守る」という3つの考え方を持たせてくれることになりました。
人は傷つき、気づく、そして学ぶ
今回の台風19号の被害によって、たくさんの方から私の方に支援の申し出がありました。
決して、私はボランティアの専門家ではありませんが、東日本大震災以降毎年支援金の送金を目標に活動してきたことから、NPO法人健康づくり推進機構BTBの仲間やインストラクター、からだの学舎Re-fitやフィットネスクラブのお客様などから「協力をしたい!」と言っていただきました。
私の場合は、
長野に仲間がいて、
その仲間を通して現地を見て、
現地の人と関わって
現地の方々の想いに触れて
できることを長期的にサポートしていくしかありません。
リンゴ畑も、お家も人々の心もたくさん傷ついたけど、確実に少しずつ次への一歩を踏み出しているのが現地です。その現地の方々を見守りつつ、必要なサポートができるように準備することが一番だと思います。
ボランティアの活動内容など詳細は、下記をポチッとしてお聞きください。
私が学んだこと、気づいたことお話しさせていただいてます。
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12月3日&10日の放送が聴けますよ(^ ^)
こちらの音源はゆめのたね放送局の許可を得て掲載しております。
次回の予告
次回は、12月17日と24日は、沖縄で子供たちにアクロバットなどを指導している金子陽子さんとのゲストトークになります。沖縄スタジオ収録です。
上記ロゴをポチッと押したら、「ゆめのたね放送局 関西チャンネルへ」火曜日の朝8:00〜8:30「おかげさんのなんくるウィークリー」をお聴きください。