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ゆめのたね放送「なんくるウィークリー」
  • ゆめのたね

橘千鶴:がんサバイバーの方へ運動支援

今回は、NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の理事であり講師でもある橘千鶴さんをゲストにお招きしました。

ガンの告知を受けて

1人目の息子さんを出産後に「少し調べた方がいいよ」と言われて、初期のガンが見つかった千鶴さん。ある意味、子供を生まなければ気づかなかったことから、自分の病気を子供が教えてくれたのかもしれませんと語ってくれました。

その後、千鶴さんは全く問題なく運動指導者としても35年活動をしていることを考えると、ガンで治療していた期間とその後の日常生活の時間を考えると治療後のほうがずっと長いわけです。

その時間をどのように過ごすかっていうことは、「どのように生きるか?」「どのような生活をするか?」ってことですが、そこに運動提供を考える必要があります。

術後の体力低下をどうする?

今、2人に1人がガンと言われる時代でガン患者は増えています。その背景には、高齢者が増えていることが大きいのです。高齢者ほどガンに罹患する率が高いことを考えると治療後の体力低下も大きな問題です。

普段何気なくできていたことができなくなったり、難しくなったり・・・

そんなことから自信を失って・・・

そんな時にエネルギッシュに満ちたフィットネスクラブは、遠くに感じたり・・・

でも、ガンの治療は医療機関に任せるとしても、自分の体力維持や日常生活の面倒は自分で見るしかない‼️

ということは、そのサポートを受ける場所があったらいいのに・・・

と思うわけです。以前、このゆめのたね放送のゲストに出てくれた大阪国際がんセンター内にある運動支援センター責任者の沖本大氏の取り組みもそこにあります。

その時のブログ「ガンサバイバーの方に運動支援を!!」

治療後は、経験を共にする運動教室に参加しよう!

ということで私たち運動指導者ができることは何か?

気持ちよく身体を動かすための運動指導だけでなく、少なくともガンに関する知識、後遺症、運動支援の寄り添い方・・・など正しい知識を知っておく必要があります。

最近のフィットネス指導者は二極化の傾向があります。

プレコリオの指導のように決められたことを単にお客様の前でリードするだけでなく、運動が必要な方々に適切な運動支援と指導を提供できるようになりたいものですね。

ガンサバイバーの方々への運動支援についての学び

2020年3月1日(日)からだの学舎Re-fitにて「がんサバイバー運動支援セミナー」が開催されます。

ガンの術後や、治療後の方にどのように接し、サポートすればいいのか学びたい方は、ぜひ下記からお申し込みください👇

公益社団法人日本フィットネス協会

次回の予告

次回は、2月4日と11日になります。毎月1週目と2週目の火曜日は、私の一人トークです。

 

上記ロゴをポチッと押したら、「ゆめのたね放送局 関西チャンネルへ」火曜日の朝8:00〜8:30「おかげさんのなんくるウィークリー」をお聴きください。