- ゆめのたね
おかげさん:運動指導者は、脳アプローチを学ぼう!
歳を重ねるほどに健康と体に興味が湧く!!
私自身もそうなんですが、30年前には考えられなかったくらいフィットネスの領域は大きく変化しています。まだまだ在籍会員は20〜30代が多いものの、実際にクラブに足繁く通ってくださるのは、高齢者の方が増えているからです。自分の日常生活のルーティンにもなっていたり、「今日用事をすること、今日行くところ」つまり、「教養=今日用」と「教育=今日行く」の提供の場になっているということです。
そんなシニアの方の圧倒的ニーズが「健康」
そしてアラフィ&アラカン世代のニーズが(真っ只中の私ですが・・・)「美容」
でもって闇雲に動きたいわけではない‼️
賢く、知的につまりスマートにカッコよく運動をしたいのです。
そんなことから運動指導歴40年の私が、今日は求められる運動指導についてお話をしてみました。
指導が単なる指示になっていませんか?
運動指導者の皆さんは、自分の指導が本当に参加者に届いていると思いますか?
参加者の方が自立できるように、健康作りのための運動習慣(行動変容)を導けていますか?
エクササイズを伝えても身体のことや運動の本質を十分に伝えていない、単なる指示インストラクターが多いのも現状です。大勢の方が、スタジオに押し寄せる中で指示をするのが精一杯。それで十分と満足している参加者もいるかもしれませんが・・・
自分の体をなんとかしたい・・・😨
どうすれば楽になるんだろう・・😓
なんて・・・思っている参加者も実はいっぱいいます。
だからこそ、指導者は、指示だけでなく+導くことができなければ❗️と思うのです。
導くためには、運動のゴール(目的)を設定し、その方向性を示し、サポートをし続けることにあります。
参加者自らが、自分自身のモチベーション、意思によって選択し、指導者の示す方向に向けて、自分の脳にイメージを描きそのイメージを表現することでつまりイメージ通りに動くことで運動がなり立ちます。
この、モチベーションのためのサポート、選択するためのサポート、イメージを描かせるためのサポート、動くためのサポートが指導者には求められると思うのですが・・・
少しまとめてみると
◉モチベーションとは・・・目標や目的の明確化
◉選択するとは・・・何を選ぶのか?選びやすいように咀嚼したり、翻訳して提示する、選びやすいように比較
◉イメージを描くとは・・・記憶と照らし合わせる必要がある、視覚、聴覚、触覚など五感を刺激、特に聴覚(声のトーンや響きに影響を受ける)、言語によるイメージ化
◉ゴールに向けての動きとは、ずれの調整・・・的確なフィードバック
上記は全て脳へのアプローチです。これからの運動指導者の方は、参加者のニーズをよくとらえ、「知的に体を動かす」脳に働きかけができる指導者でないと、仕事がなくなるのでは?と思ってしまいます。単なる指示だけで良いのであれば、今後運動指導は、オンラインやAIを使ったロボットで十分だからです。
健康を維持することは、自己責任でもある、自立と自律の意識が必要だからこそ、脳に働きかけができる、対応できる指導者になる必要がありますね。
参加者を変えたいなら、指導者がまずは変わろう!!
高齢者の方がなかなか体や気持ち、考え方を変えていくのが難しいように、キャリアを積んだ指導者もまた、経験や長年の思い込みに囚われていて、むしろすがりついてしまって、自分自身を変えていくことが難しかったりします。次世代に向けて、新たな一歩を踏み出す勇気が持てなかったりします。
でもこの仕事が好きなら・・・
社会情勢が刻々と変わる中で
自分の志に素直であること
自分の心と体の感受性の感度を高めておくこと
そして、新しいことに立ち向かってみること
なかなか難しいけど・・・チャレンジするしかありません。
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3月3日&10日の放送が聴けますよ(^ ^)
こちらの音源はゆめのたね放送局の許可を得て掲載しております
次回の予告
次回は、3月17日と24日は、栃木県でセルフコンディショニングの必要性を地域の方々に伝えていくために、新しく看板を掲げて活動中の佐藤崇子さんをお招きしています。
上記ロゴをポチッと押したら、「ゆめのたね放送局 関西チャンネルへ」火曜日の朝8:00〜8:30「おかげさんのなんくるウィークリー」をお聴きください。