- ゆめのたね
佐藤崇子:乳がんを乗り越えてコツコツ築く道
栃木県の那須塩原でフリーインストラクターとして活動する、しおちゃんこと佐藤崇子さんをゲストにお招きしました。
社員からフリーへのチャレンジ
しおちゃんは、今から7年前に医療系フィットネスジムの社員からフリーインストラクターに転身しました。院内で運動療法に関わりながら、もっと多くの方々に何か受け取りやすいプログラムはないか・・・と探して、探して「いろは体操(シニア向けの体操)」「ボディキネシス(機能改善体操)」に出会ったしおちゃん。
「いろは体操」や「ボディキネシス(機能改善体操)」を教え出すと、さらにもっと学びたい‼️という向学心にスイッチが入り、なんと
フリーの指導者として多くの人に普及活動をしたいという思いが沸々🔺
さらに、しおちゃんは、そこで終わらないのです。
講師になったからには・・・
「伝えたい‼️」という思いが膨らんで膨らんで・・・とうとうフリーに😅
しかし、現実は。。。
甘くな〜〜〜い‼️😥
フリーになって最初の数ヶ月は、数日しか仕事がなかった😭
それが、1人の紹介から集会所で教室を持ち、口コミの公民館経由で少しずつ教室が増えていったのです。しおちゃんが、1つ1つの仕事を丁寧に大切にしてきた結果が、口コミ紹介に至ったのです。
人つながりで広がる仕事に「ありがたい」という気持ちでいっぱいだということです😂
インストラクターからセミナー講師へ
1つ1ついただいた仕事を続けていくうちに、学びを深め、繋がる人が増え、キャリアを積み重ねたしおちゃん。
もっと、多くの人に「いろは体操」や「ボディキネシス(機能改善体操)」を知ってもらうためには・・・
セミナー講師になるしかな〜〜〜い‼️
思ったことをどんどん実現していくしおちゃんですが、セミナー講師としてプロのインストラクターを指導するセミナー講師に戸惑いがいっぱい。
でも自分を必要以上に大きく見せることなく、最初は、「みんなより少し情報を知っている先輩」というスタンスからスタート💨
気持ちを切り替えたところから、今では、講師としての経験も含めて、セミナーでは参加者に必要な情報をわかりやすく伝えるようになったとか・・・
現場の指導者目線を忘れない講師としてできることをやり、このスタンスを忘れないようにしようと思っているようでした。
セミナー講師をするようになってから、そこに集まる人たちのモチベーションの高さや学びを求めている、目的のはっきりした人たちとの関わりからますますエネルギー満タンになったようです。
生と死を見つめて
そんな前向きでひたむきなしおちゃんに、2018年年末に乳がんが見つかって、
「仕事ができなくなるかもしれない・・・」
1人で「ガンと死」に向き合う中で、「生きる」ことを考えることをしてみたそうです。
実際、自分がガンに罹患すると半端なくショックは大きかった・・・
自分だけは、病気やガンにならないという変な確信があった・・・
そして、このことを多くの人に話すことはなかったしおちゃんです。
きっと不安に押しつぶされそうだったかと思いますが、
事実を伝えていた仕事関係のほんの少しの方から、手術が終わったあと
「生まれ変わったようだね〜〜〜😃」
と言われたそうです。どうやら大きな出来事を1つ1つ乗り越えるたびに、大きく成長していくしおちゃんですが、これってなかなかできない!!凄い人です。
そんなしおちゃんが素敵な情報を発信するホームページを今年になって開設しました。
佐藤崇子ホームページ ➡️ COCO COLAR
次へのチャレンジ
しおちゃんのこれからのチャレンジは?
「元気だね」って言って見てもらえるのが私たちの仕事、だからこそ当たり前のことに目を向けられるようになった自分の経験を、もっともっと伝えていきたいとのこと。
食事を見直すこと
生活を見直すこと
ストレスをためないこと
いつも運動指導の現場で言っていること、あまりにも当たり前のこと・・・だからこそすぐに忘れて不摂生になりがちなのです。
自分自身がまず当たり前のことにもっとチャレンジしていくとのことです。
そんなことからしおちゃんの健康づくり教室は、日常生活動作に重きをおいて指導しているそうです。誰からも教わってこなかった、起き上がり、座り方など、無意識になりがちな動きを毎回毎回伝えていくことで、参加者からの反響が大きく、リクエストが多いとのことでした。
これからの活躍がますます楽しみです😁
しおちゃんは、まさしく
ゆっくり、じっくり、
コツコツステップアップしていく有言実行の人なのです。