- ゆめのたね
おかげさん:フィットネスのトレンドを追いかける
ゆめのたね放送「おかげさんのなんくるウィークリー」1週目と2週目は一人トーク。7月は、フィットネス業界に入って35年、ダンスの指導歴も加えると38年の私が、フィットネスのトレンドと世代ごとのニーズについてお話ししてみました。
フィットネスとファッションは似た者同士
1980年代というのは、本当にいろんなことがあった時代だと思います。自分が20代だったからそう思うのかもしれませんが、私の人生において、波乱万丈に満ちた、経験が最も積み重なった時代だったように思います。
そんな時に飛び込んだのがフィットネス業界でした。もともと演劇の世界に身を置いていた私が、アングラな世界からファッション華やかなちょっと流行に任せたチャラけた世界に飛び込んだ気分でした。
だから、そんなに長くエアロビクスのインストラクターをやるとは思わなかったのです。ファッションと同じ、流行り廃りのあるものと思っていましたから・・・
ところがどっこい、ファッションが次から次へと、「女性を美しく!可愛く!カッコヨク!・・・」と時代が変わってもその目的は変わらず、時代に合わせてファッショントレンドが変わるようにフィットネスも変化し続けるではありませんか?フィットネスの目的は、昔も今も変わらないんですよね。だけど、時代が変わる!デザインが変わる!方法も変わる!それに応じて、少し先取りしながら、新しいフィットネスプログラムとフィットネスファッションが展開されるのです。そうやって変化してきたからこそフィットネスは、廃れることなく、認知度が高まり、特別な世界から当たり前の世界に変化してきました。当たり前のフィットネスが、今やさまざまなフィットネスブランドを作り出し、世代ごとに展開されるようになりました。
世代ごとのフィットネス
フィットネスクラブに来られるお客様の中で圧倒的に占めるようになった高齢者の方は、団塊世代層から後期高齢者の方まで幅広いのです。さらにシニア予備軍の50代も含めると、かなり世代ごとにニーズは違ってきます。それゆえ、プログラムやサービス提供も考える必要があります。
みんなで一緒に行うグループレッスンが楽しいと思う人もいれば、それが面倒だと思う人もいたり、今流行っているプログラムに参加したい人もいれば、そうでない人もいたり・・・とにかく、30年前と違って、サービスプログラムの多様化が進んでいます。
で持って生活スタイルも変わって来ました。
30年前にはなかった、こんなスタイルでのお仕事が圧倒的。そこからくる不健康、さまざまな体の問題。健康づくりは、もはやファッショントレンドを追いかけるだけでなく、個々の問題解決がポイントになって来ました。
さらに指導においてのアプローチも対象者によって変えいていく必要が出て来ています。ファッションがどんどん変化してきたように、フィットネスのプログラムも指導スタイルもどんどん変化をし、トレンドを絶えず作り続けているのです。
だからこそ、指導者は誰を対象にしていくのかはっきりさせる必要がありますね。対象者が絞れず、目的が定まらず・・・では、運動を通しての関わりによってお互いの信頼関係もなかなか築けないのです。
世代ごとのニーズや価値観は、最も多感な10代〜20代の時に受けた刺激(社会情勢や情報)によるところが大きいように思います。
女性の自立、社会への進出
私が20代の時にずっと思い続けていたことは、まだ結婚適齢期や結婚したら子供を産んで家を守って・・・てなことがフツーで、そのフツーさが嫌で嫌で・・・、女性だって仕事をし続ける!それも家庭との両立を目指す!ってな気持ちが強かったように思います。男性と女性に格差があったからこそ、負けん気を出して頑張って来れたこともあります。何もかも同じ、一緒、公平・・・になると、どこか緩みがちになるのは、私のようなハナコ世代の特徴かも?要は、他人との比較より、自分に負けたくない!自分を輝かせていたい!自分という主張を仕事であれ、ファッションであれ、何かしたい世代なのかも?
これから世代のハナコ世代をどう取り込んでいくか?ここがポイントかもしれませんね(笑)
だから、私もこうやって10代の時の夢の掘り起こしをして、ラジオパーソナリティをやっているのかもしれません。
今回は、そんなことを30分間一人トークしています。
下記にポッドキャストを貼りつけておきます。世代ごとの価値観を知っておくのはなかなか面白いと思います。よかったら聴いてくださいね。
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7月3日&10日の放送が聴けますよ(^ ^)
次回の予告